寺紹介
寺の歴史
日蓮宗中本山の裏身延・妙了寺の末寺。本尊を十界曼荼羅としている。建久九年(1198)、武田信義の五界、石和五郎信光の臣、安藤次郎親衛の創立。もと真言宗であったが、天文十八年(1549)武田の臣により日蓮宗に改宗された。
開山は泉応坊日浄上人で今日まで二十八世を迎えます。壇信徒は明治初年に七九戸、現在は184戸です。境内の七面堂、本尊七面天女が(1709)に建立安置され、宗祖日蓮聖人の追善供養塔・遠忌供養塔が時節ごとに建立されている。尚、近くに甲斐源氏の祖、義清神社、それに、数歩の地に若宮八幡神社がある。
妙源寺の概要
宗派:日蓮宗 日蓮聖人が信解体得した「妙法蓮華経」を信仰の要とする宗派です。 総本山:身延山久遠寺 日蓮聖人が晩年庵を結び、門弟の教導に勤めた場所であり、御廟所でもある身延山に建てられた身延山久遠寺。 本尊:十界曼荼羅 釈尊の悟りを現した「法華経」の世界を、文字で表した十界曼荼羅を、仏像で表現した一塔両尊四士乃至文殊・普賢・四天王・不動・愛染等の諸尊。 教義:「妙法蓮華経」 大乗仏教において諸経の王と言われる妙法蓮華経を日蓮聖人が信解体得した内容を五綱、三秘として現したもの。
本堂
御朱印
明治5年学政に設置された西条小学校跡地の記念碑
15世紀初頭の信仰形態を表した石幢(昭和町指定文化財)
慈母観音像
日蓮大聖人 立像